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パリ観光の必需品"パリ・ミュージアム・パス"|特長・メリット・購入方法を徹底解説!

皆さん、こんにちは

 

今回は、パリ観光の必需品”パリ・ミュージアム・パス”について徹底的に解説していきます

パリミュージアムパスは名前の通りパリの美術館や観光スポットが見放題のパスポートです

どの美術館・観光スポットがミュージアムパスの対象施設なのか、本当に元は取れるのかどうか、購入方法や使い方といった点が気になってきますので、それらの点に注目してパリミュージアムパスを紹介していきます

 

ポイント

  • パリ・ミュージアム・パスってなに?
  • どんな特長・メリットがあるの?
  • 利用可能美術館・スポットは?
  • どこで購入するのがお得?
  • お得情報・注意点は?

 

 

パリ・ミュージアム・パスとは?

パリ・ミュージアム・パスは、パリ市内/近郊の美術館・博物館といった観光施設を鑑賞できる便利なパスポート

期限内に対象となる施設に無料で入場・鑑賞することができます

ルーヴル美術館やオルセー美術館、郊外にあるヴェルサイユ宮殿も対象です

パリ滞在中に3~5の美術館・博物館を鑑賞すれば元が取れて、ほとんどの施設で入場待ちの列をスキップできるすぐれものです
※2日券(48時間パスの場合)

 

ポイント

  • パリミュージアムパスは、期限内に対象施設に無料で入場できる
  • 複数の美術館を鑑賞すれば、元が取れる
  • ルーヴル美術館・ヴェルサイユ宮殿といった人気スポットも対象
  • 多くの施設で行列をスキップして優先入場できる

パリミュージアムパス公式サイト

 

注意点:同一施設の入場は1回限り

注意点は、1つのミュージアムパスでは同じ施設に2回以上入場できない点です

じっくり鑑賞すると1日ではまわり切れないルーヴル美術館などで2日以上にわたって鑑賞したい場合、ミュージアムパス利用と別にチケットを購入する必要がありますので注意が必要です

 

注意点

  • 1つのミュージアムパスで、同一施設の入場は1回まで
  • 同一施設に2回以上鑑賞するなら、別にチケットを手配しましょう!

 

パリ・ミュージアム・パスの種類・価格

パリ・ミュージアム・パスは利用期限別に3種類あります

 

パリミュージアムパスの種類・価格

  • 2日券(48時間券) 52ユーロ
  • 4日券(96時間券) 66ユーロ
  • 6日券(144時間券) 78ユーロ

公式販売サイト価格(2019/10現在)

利用期限が長ければ長いほどお得なパスポートです

 

ミュージアムパスの有効期限は、使い始めてから

48時間・96時間・144時間後

まで有効です

観光初日の15:00に初めて利用したら、観光3日目の15:00までに対象観光施設に入場できれば観光施設閉館まで滞在することができます

 

有効期限は日の終わりではなく、時間単位

2日券を15:00に使い始めたら、翌々日の15:00まで利用可能!

 

おすすめの種類は?

パリ滞在時間が長ければ、6日券か4日券がおすすめです

6日券であれば、計5~8施設まわれば簡単に元を取ることができます

4日券であれば、計4~7施設まわれば簡単に元を取ることができます

 

一方で2日券を使って元を取ろうと思うと、ほぼ弾丸観光をする必要があり大変です

  • 1日目にヴェルサイユ宮殿+パリ市内美術館
  • 2日目にルーヴル美術館+オルセー美術館+凱旋門

これくらいの勢いで観光施設をまわることができれば、2日券の元を取ることができます

但しゆっくり・じっくり楽しむ観光をしたい場合は、2日券では元を取ることができないので、自身の観光スタイルに合わせて2日券の購入を検討することをおすすめします

 

選び方のポイント

  • 6日券・4日券は、元が取れやすいのでおすすめ!
  • 2日券は、弾丸観光するなら元が取れる

 

利用可能美術館・観光スポットは?

パリ・ミュージアム・パスが利用できるパリの美術館・観光スポットはたくさんあります

一度の滞在ではまわり切れない数の観光施設が対象となっているので、好みの施設をチョイスして計画的に観光するのをおすすめします

 

パリミュージアムパス 利用可能施設

利用可能施設定休日所要時間通常料金
ルーヴル美術館火曜日3時間以上17ユーロ
エトワール凱旋門なし1時間12ユーロ
ヴェルサイユ宮殿とトリアノン月曜日3時間18ユーロ
オルセー美術館月曜日3時間14ユーロ
ヴァンセンヌ城なし1.5時間9ユーロ
パンテオンなし1時間9ユーロ
オランジュリー美術館火曜日1.5時間9ユーロ
コンシェルジュリーなし2時間9ユーロ
フランス国立考古学博物館火曜日2時間7ユーロ
ポンピドゥー・センター/国立近代美術館火曜日2時間11ユーロ
サント・シャペル教会なし1時間10ユーロ
贖罪教会不定休1時間6ユーロ
シャーリ修道院-1時間-
ル・ブルジェ航空宇宙博物館月曜日3時間9ユーロ
クリュニー国立中世美術館火曜日1.5時間8ユーロ
パリ下水道博物館木・金曜日1時間-
シャンティイ城火曜日1時間17ユーロ
ロダン美術館月曜日2時間12ユーロ
シテ建築遺産博物館火曜日2時間8ユーロ
フォンテーヌブロー宮殿火曜日
ギュスターヴ・モロー美術館火曜日
メゾン・ラフィット城火曜日
ウジェーヌ・ドラクロワ美術館火曜日
ポール・ロワイヤル博物館火曜日
ニシム・ド・カモンド美術館月曜日
ランブイエ城火曜日
ピカソ美術館月曜日
フランス軍事博物館/ナポレオンの墓
エクアン城国立ルネサンス美術館火曜日
レリーフ地図の博物館第1月曜日
ムードンのロダン美術館月~木曜日
ケ・ブランリ美術館月曜日
レジスタンス解放博物館第1月曜日
サン=ドニ大聖堂日曜日
ギメ東洋美術館火曜日
国立移民史博物館日・月曜日
サヴォア邸月曜日
アラブ世界研究所月曜日
セーブル陶磁器博物館火曜日
ユダヤ歴史美術館月曜日
科学技術博物館「発見の殿堂」月曜日
コンピエーニュ城美術館
シテ科学産業博物館月曜日
モーリス・ドニ美術館月・火曜日
パリ装飾美術館月曜日
パリ工芸博物館月曜日
ピエールフォン城
パリ服飾美術館月曜日
シネマテーク・フランセーズ月曜日
マルメゾン城火曜日
音楽博物館月曜日
シャン・シュル・マルヌ城火曜日
広告博物館月曜日

※()内は定休日
※贖罪教会休館日は公式サイトより確認
※2019/10現在
最新情報はこちら(パリ・ミュージアム・パス公式サイト)

 

注:ミュージアムパスを使えない観光スポット

パリ・ミュージアム・パスはパリの多くの観光施設を対象としていますが、一部の有名観光スポットでは利用できないため別でチケットを購入する必要があります

 

ミュージアムパスを使えない観光施設

  • エッフェル塔
  • サクレクール寺院のドーム
  • モンパルナスタワー展望台
  • マルモッタン・モネ美術館

※一部有名観光施設を掲載

 

このようにパリの有名観光スポットでもミュージアムパスを使えない場合があります

パリで効率よく多くの観光スポットをまわる工夫は、ミュージアムパス期限内に利用可能施設をまわって、それ以外の時間に利用できない施設をまわる計画を立てることです

 

ミュージアムパスを利用できない観光スポットをミュージアムパス利用期限内に観光するのは、時間がもったいないことになってしまうので、あらかじめミュージアムパスを利用できる観光スポットを確認しておきましょう

また多くの美術館では火曜日または月曜日に定休日を設けているので、滞在期間中の曜日もチェックしておきましょう

 

ポイント

ミュージアムパス利用可能な行きたい観光スポットの定休日・観光所要時間をチェック

→ ミュージアムパス期限内に、行きたい観光スポットをまわれるように計画!

 

どこで購入するのがおすすめ?

パリ・ミュージアム・パスは、主に下の3つのサイトから購入するのがおすすめです

価格・受取方法・滞在時期によって、それぞれメリット・デメリットがあるので、ここで確認していきましょう

 

販売サイト

 

パスの種類販売サイト価格
2日券

(48時間券)

公式販売サイト(英語・フランス語)52ユーロ(≒6,500円)
正規代理販売サイト(日本語)7,000円
地球の歩き方・販売サイト(日本語)7,100円
4日券

(96時間券)

公式販売サイト(英語・フランス語)66ユーロ(≒8,250円)
正規代理販売サイト(日本語)8,900円
地球の歩き方・販売サイト(日本語)9,100円
6日券

(144時間券)

公式販売サイト(英語・フランス語)78ユーロ(≒9,750円)
正規代理販売サイト(日本語)ー 取扱なし
地球の歩き方・販売サイト(日本語)11,100円

※配送料
正規代理販売サイト(日本語):550~830円
地球の歩き方・販売サイト(日本語):900~1,300円

 

 

公式販売サイト

ミュージアムパスの受取は、基本現地です

メリット:

  • 最安価格で購入可能
  • 出発日が近くても購入可能

デメリット:

  • 現地到着まで受け取れず、あらかじめルーヴル美術館の入場予約ができない
    ※バカンス時期(7~9月)・年末年始は、ルーヴル美術館の入場予約の枠が埋まる可能性があります

 

正規代理販売サイト

ミュージアムパスの受取は日本で、自宅まで郵送されます

メリット:

  • 出発前にミュージアムパスを手に入れることができ、あらかじめルーヴル美術館の入場予約が可能
  • 2日券/4日券の日本受取が一番安い

デメリット:

  • 公式販売サイトに比べて価格が高い
  • 配送料がかかる
  • 出発日が近いと受取に間に合わない
  • 6日券を取り扱っていない

 

地球の歩き方・販売サイト

ミュージアムパスの受取は日本で、自宅まで郵送されます

メリット:

  • 出発前にミュージアムパスを手に入れることができ、あらかじめルーヴル美術館の入場予約が可能
  • 日本受取で6日券を取り扱っている

デメリット:

  • 公式販売サイトに比べて価格が高い
  • 配送料がかかる
  • 出発日が近いと受取に間に合わない

 

このように各販売サイトによってメリット・デメリットがあります

  • いつパリに滞在する?
  • 出発日は近い?
  • 購入したいミュージアムパスの種類はどれ?

これらを確認して、最適な販売サイトでミュージアムパスを購入しましょう!

 

販売サイト 選び方

 

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ルーヴル美術館の入場予約は動画でも紹介しています ↓

 

 

購入方法

ここでは、公式販売サイト(英語・フランス語)からのパリミュージアムパス購入方法をご紹介します

 

※正規代理販売サイト(日本語)/地球の歩き方・販売サイト(日本語)からの購入はこちらから

・正規代理販売サイト(日本語) https://paris-kanko.com/mail_pmp/index.php

・地球の歩き方・販売サイト(日本語) https://parts.arukikata.com/france/parismuseumpass/

 

動画解説

パリミュージアムパスの公式販売サイトでの購入方法は、動画でもご紹介していますのでご覧ください ↓

 

 

公式販売サイトへアクセス

「paris museum pass tourist office」を検索し、Paris tourist officeのサイトにアクセスします

公式販売サイト

 

購入券種・数量を選択

少し下へスクロールすると…

 

「BUY」を押して、購入画面へ移動します

 

パリミュージアムパスは2日券/4日券/6日券の3種類あります

 

購入したい券種から購入数量を選択します

 

数量を選択したら、「ADD TO BASKET」を押します

 

 

買い物かごの中身を確認して、「CONFIRM MY ORDER」を押します

 

受取方法の指定

「Collection point」(現地受取)にチェックします

 

受取場所はパリ市庁舎又はパリ北駅の観光案内所です
滞在先に合わせて選択するのがおすすめです

パリ市庁舎(Googleマップで見る)
パリ北駅(Googleマップで見る)

 

ミュージアムパス現地受取日をカレンダーから選びます

 

実際の受取人をパスポート記載通りに記入します

 

全て記入できたら、「CHOOSE THIS COLLECTION POINT」を押します

 

個人情報の入力

敬称を選択します(Mr.:男性 Mrs.Miss:女性)

 

姓/名/住所/郵便番号/市区町村を入力していきます

※住所には市区町村より下を記入します
霞が関1丁目2番地3 → 1-2-3, Kasumigaseki

 

居住国一覧から「Japan」を選択します

 

電話番号/E-mailアドレスを入力します
電話番号は「頭の0」はとります

 

旅行保険は特に入る必要がないので、「No…」にチェックします

 

記入を終えたら、「VAIDATE DETAILS」を押します

 

代金の支払い

券種/数量/受取場所を確認します

 

支払方法「Credit card」を押します
※PayPalも利用できます

 

クレジットカード番号16桁/月/年(有効期限)/カード裏3桁をそれぞれ入力します
入力できたら、「CONFIRM AND PAY」を押します

 

ミュージアムパスの受取

決済が完了したら、登録E-mailアドレスに届いたメールを確認します

現地受取時に印刷したバウチャーを提示して、ミュージアムパスを受け取りましょう

 

お得情報

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