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ラファエロ作品の宝庫”ピッティ宮殿”|鑑賞ルート・見どころを徹底解説!

皆さん、こんにちは

 

ヴェッキオ橋を渡り緩やかな坂を5分ほど登ると左手にひときわ大きく重厚な石造りの建築物が目に入ります

ピッティ宮殿です

 

ピッティ宮殿は、トスカーナ地方代々の統治者の住まいでした

はじめはトスカーナ大公メディチ家、そしてオーストリアハプスブルク家、イタリア統一王国の宮殿であり、宮殿内部はとても絢爛豪華です

 

 

始まりはルネサンス様式

ピッティ宮殿はルネサンス期フィレンツェ銀行家ルカ・ピッティにより、ルネサンス様式として造られました

その後ピッティ家ライバルにあたるメディチ家により買い取られ、今の宮殿が完成しました

 

6つの博物館と広大な庭園

宮殿には

  • ルネサンス期絵画を集めたパラティーナ美術館
  • マッキア派の絵画を集めた近代美術館
  • メディチ家の宝物を集めた銀器博物館
  • 衣装博物館
  • 陶磁器博物館
  • 馬車博物館

があります

 

そして宮殿の先には、広大なボーボリ庭園が広がっています

 

観る時間が足りない

ピッティ宮殿には6つの美術館/博物館があります

全てを鑑賞するのに1日でも足りません

 

そのため観光時間に余裕のない場合は、鑑賞ポイントと見学する美術館/博物館を選択しておくことをおすすめします

 

パラティーナ美術館から鑑賞を!

ピッティ宮殿が誇る名作が集う美術館がパラティーナ美術館です

 

時間に余裕がないのであれば、パラティーナ美術館の有名絵画のみ鑑賞することをおすすめします

 

パラティーナ美術館

メディチ家やハプスブルク家のコレクションが多数展示されています

パラティーナ美術館には、コレクションの中でもルネサンス後期以後の作品が多くを占めています

 

ウフィツィ美術館でルネサンス初期~盛期の作品を鑑賞した後、ピッティ宮殿パラティーナ美術館でルネサンス後期以降の作品を鑑賞すると、時代による絵画の移り変わりを見ることができます

 

ラファエロの作品の宝庫

ピッティ宮殿パラティーナ美術館には、ラファエロの作品が数多く展示されています

ラファエロの人間味あふれる表情と美しい描写をこれでもかと堪能できます

 

大公の聖母(ラファエロ・サンティ) 1504年

サトゥルヌスの間には多くの聖母子像が展示されています

大公の聖母はその中でも最も有名な聖母子像の一つです

 

この作品のマリアの表情は、少し下を向き穏やかな印象に見えます

次の小椅子の聖母と比べると表情の違いがよくわかります

 

小椅子の聖母(ラファエロ・サンティ) 1514年

こちらも同じくサトゥルヌスの間にあるラファエロの代表作

こちらのマリアの表情は、大公の聖母と異なり、絵を観る者に強い視線を向けているのが特徴的です

 

ヴェールを被る婦人の肖像(ラファエロ・サンティ) 1516年

サトゥルヌスの間の隣、ユピテルの間にあるラファエロの代表作

この作人の女性は、ラファエロの愛人であるパン屋の娘がモデルとされています

 

ラファエロがヴェネツィア派の影響を受けて描いた作品でもあります

 

アニョーロ・ドニの肖像(ラファエロ・サンティ) 1506年

ラファエロがレオナルド・ダ・ヴィンチに影響を受けたときの作品と言われています

レオナルドの有名な作品"モナリザ"の構図によく似ています

 

ルーベンス、フィリッポ・リッピらの作品

ラファエロのほかにも16~17世紀に活躍した画家のコレクション作品が展示されています

 

4人の哲学者(ルーベンス) 1611~1612年

この作品はルーベンスの兄フィリップを偲ぶために描かれました

  • 手前に座ってこちらを見ているのが兄フィリップ
  • 右に座りフィリップを向くのは教え子のウォウォリウス
  • 奥に座り左手で本を指さしているのは哲学者のリプシウス
  • 左手に立っているのが作者ルーベンス

です

 

右上にある哲学者セネカの胸像には4本の花があり、

うち二本が開花しており、ルーベンスとウォウォリウスが生きていることを示しています

 

戦争の惨禍(ルーベンス) 1637~1638年

 

ひと際大きな板に描かれているので、すぐにわかります

ローマ神話をモチーフとしたこの作品は、右手戦いの神マルスが愛の神ヴィーナスの制止を振り切って戦いへと向かうシーンです

 

当時続いていたヨーロッパ30年戦争を憂いて描いた作品と言われています

 

聖母子聖アンナの生涯(フィリッポ・リッピ) 1452~1453年

この作品の聖母マリアは庶民的で親しみある印象が見られます

ルネサンス盛期の人間味あふれる表現が特徴的です

アンナはマリアの母であり、背景の様子はアンナがマリアを出産する場面であるといわれています

 

ボーボリ庭園

ピッティ宮殿建物の先に進むと緑が広がるボーボリ庭園に出ます

 

西洋庭園の原点

ボーボリ庭園は世界で最初に作られたイタリア式庭園です

イタリア式庭園の特長である幾何学的な形に作られた生垣や並木です

 

また噴水や彫刻を配置することで見事な遠近感を演出しています

 

アクセス

・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から

徒歩:20分

バス:バス停「Stazione Scalette」からバスC4(Presidio Ospedaliero Palagi行)に乗車し、8駅目「Pitti」で下車

・ウフィツィ美術館から

徒歩:10分

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