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伝統的な中華思想を垣間見る”中正記念公園”|行き方・散策・歴史など観光情報を徹底解説!

皆さん、こんにちは

 

伝統的な中華思想と現代建築・現代政治の融合を垣間見ることができる中正記念公園

中正記念公園にある中正記念堂には、蒋介石の大きな銅像が佇んでいます

 

中正記念公園は、観光客だけでなく台湾の人たちの憩いの場としても親しまれています

今回は、中正記念堂・中正記念公園への行き方・散策・歴史・建物といった観光情報を徹底的にご紹介します!

 

 

歴史 中正記念公園

中正記念公園は、伝統的な中華思想と現代建築・現代政治の融合を垣間見ることができる、台湾の歴史にとって重要な施設となっています

 

台湾を治めた蒋介石がなくなった後、1975年に哀悼と功績を称えるため、中正記念公園が造られました

ちなみに工事の着工は、蒋介石の誕生日にあたる10月31日に始められました

 

中正とは…?

中正とは、中華民国初代総統の蒋介石の本名です

台湾の人たちは、本名の蒋中正として親しまれています

 

アクセス

台北駅からは、淡水信義線(Tamsui-Xinyi Line、レッドライン)(大安行/象山行)に乗車し2駅目の「中正記念堂駅(Chiang Kai-Shek Memorial Hall Station)」で下車します

5番出口を出て北東方向に徒歩5分で、中正記念公園の入り口自由広場門に到着します

 

Googleマップで見る

 

自由広場門

中正記念公園の入り口には、白と青を基調とした大きな門が現れます

門の大きさは横幅80m・高さ30mとビル18階建てに相当します

 

この門の中央には、「自由広場」と書かれています

5つのアーチ状の門の上には、鳥が翼を広げるのをイメージした斜め上に向けて立派に広がる屋根が見られます

 

本来赤を基調とする中華建築には珍しい白と青を基調とした門には、自由・平等の願いが込められているそうです

 

音楽庁 戯劇院

自由広場門をくぐり中正記念公園内に入ると、左右に赤を基調とした伝統的な大きな中華建築が見られます

 

向かって左側が国家音楽庁

国家音楽庁はコンサートホールとして使用されており、ホール内にはアジア最大のパイプオルガンがあります

2年の歳月をかけて制作されました

国歌音楽庁に関する展示スペースが常設されているので、コンサートがない場合でも気軽に足を運ぶことができます

 

向かって右側には国家戯劇院

国家戯劇院は演劇会場として使用されており、建物内には台湾の人気スポットとして知られる書店があります

国家戯劇院の書店は、日本の蔦屋書店の店内デザインのモデルとなったことで有名です

書店では座ってゆっくり本を読むことができ、上階にはオープンカフェもあります

 

是非立ち寄ってみましょう!

国歌音楽庁・国家戯劇院ともに、散策中に立ち寄ることができます

休憩やお土産・買い物などをして過ごすことができます

 

空調はしっかり聞いているので、蒸し暑い時期やスコールが降った際には立ち寄ることをおすすめします

 

憩いの場としての中正記念公園

太極拳の練習

広大な中正記念公園の広場では、早朝多くの台湾の人たちが集まります

中正記念公園の広場では、毎朝のように太極拳の練習が行われています

 

健康歩道

中正記念堂の右手「大考門」の西側には、100m続く足つぼマッサージができる健康歩道があります

 

台湾人の憩いの場「中正記念堂」に来たら、台湾の人たちと一緒に健康になりましょう!

Googleマップで見る

 

池で餌やり

中正記念公園には、4つの池があり鯉がたくさん泳いでいます

池のそばには餌の自動販売機があるので、エサを購入して餌やりをしてみましょう

 

中正記念堂

中正記念堂の前まで歩き振り返ると、遠くに通ってきた自由広場門が見えます

そして左右には、赤を基調とした国歌音楽庁と国家戯劇院を眺めることができます

 

中正記念公園は、中国の伝統的な中華思想を反映した空間設計となっていることがよくわかります

 

中正記念堂の蒋介石銅像があるフロアまでは階段が89段あります

蒋介石が89歳まで生きたことに因んで、階段が設計されています

 

中正記念堂の屋根は特徴的な八角形をしており、角度を変えてみると「人」の字が重なるように見えます

この二重になった屋根の構造を「複簷(ふくえん)」と言い、「回復」など元通りになるという意味を表しており、大陸から追い出された蒋介石が再び中国大陸と統一・回復したいという願いが込められています

 

堂内

堂内へ入ると天井には太陽のような紋章があります

これは台湾の国旗と同じデザインで、「青天白日」を表しています

 

堂内の雰囲気は、アメリカ・ワシントンDCにあるリンカーン記念堂を参考にしたとされています

そのためほとんどの大理石はリンカーン記念堂で使われているアメリカ・バーモント州から運んできたもので、一部は台湾東部にある太魯閣(たろこ)で採れた大理石を使用しています

 

※堂内は飲食禁止ですので注意しましょう。また帽子も脱ぎましょう

 

蒋介石 ブロンズ像

堂内の中央には、蒋介石のブロンズ像が見られます

高さ6.3m、重さ21トンもの大きな銅像は、故郷中国大陸の方角である西を向いています

 

銅像上部の壁には、蒋介石が掲げた「倫理・民主・科学」の理念が書かれています

土台には蒋介石の遺言が書かれていますよ

 

近衛兵交代式

中正記念堂には、直立不動の近衛兵がいます

全く動かない近衛兵は1時間ごとに交代するため、多くの人が交代式に見学に来ます

 

9時~17時の1時間おき、毎時ちょうどに交代式が行われるので、見逃さずに待っていましょう

 

この近衛の担当は「海・陸・空軍」の順で半年ごとに入れ替わっており、制服の色で今どの軍が護衛を担当しているかがわかります

※海軍:夏は白・冬は紺、陸軍:深緑、空軍:青

 

蒋公文物展視室

蒋介石のブロンズ像のあるフロアには屋内にエレベータと階段があり、1回へ降りることができます

 

本堂1階の展示室には、蒋介石の生涯や時代背景、日本との関係を知ることができます

そのほか、お土産屋さんやフードコートもあるので、ゆっくりくつろぐことができます

 

情報 中正記念公園

住所

台北市中山南路21號

TEL

(02)23431100

駐車場

有(有料)

営業時間

9:00~18:00

※衛兵交替式:9:00~17:00(旧正月の大晦日~元日は休止)

定休日

なし

公式サイト

http://www.cksmh.gov.tw/

所要時間目安

1時間程度

入場料

無料

事前予約

個人:不要、団体:不要

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