皆さん、こんにちは
日本でもオンライン決済が普及してきた昨今
海外では、便利なオンライン支払サービスが普及しています
その一つに「PayPal」があります
今回は、オンライン送金・支払いサービス「PayPal」の使い方と注意点について詳しくご紹介します!
PayPal(ペイパル)とは
海外で最も普及しているオンライン送金。支払いサービスの一つ
PayPalならではのメリット・便利な点がたくさんあります
日本国内は基本手数料無料!
日本円・日本のアカウント同士であれば、手数料無料で支払い・送金ができます
家族同士の仕送りなどにはとても便利ですね
また法人登録をすれば、企業同士での送金も可能です
クレジットカードが無くても使える
海外のオンライン予約サイトでは、予約申し込み後にコンビニ支払いはできず、クレジットカードかPayPalの支払いが求められます
PayPalに銀行口座を登録しておけば、手間なくチケットの購入といったオンライン決済が簡単にできます
セキュリティは高い
クレジットカード/銀行口座情報が相手に伝わらないためセキュリティは高い
PayPalで決済を行えば、相手にPayPalアカウントは伝わりますが、PayPalに紐づけているクレジットカード情報・銀行口座情報は相手に伝わりません
Web上でのオンラインでカード決済をする際、カード情報を入力しなければならず抵抗が大きい方もいると思いますが、
PayPal経由で支払えば、クレジットカード情報などは相手に伝わらないためセキュリティが高いといえます
買い手保護制度
またPayPalには買い手保護制度という制度があります
商品が届かなかったり、違う商品が届いたときなどには、全額返金されるため安心度は高いです
クレジットカードのポイントも貯まる
PayPalにクレジットカードを紐づけることで、PayPalの支払いにきちんとクレジットカードのポイントが付与されます
普段からポイントを貯めている人は、ポイントの貯まるのクレジットをPayPalに紐づけることで、PayPalのお買い物でもポイントを貯めることができます
ポイントが貯まりやすいクレジットカードなら、年会費永年無料の楽天カード
デメリット
海外送金の手数料は高め
スマホやパソコンで簡単に海外送金ができるメリットはありますが、
こちらは手数料がやや高めですので、おすすめはできません
100万円まで/1回 499円
+
通貨が異なる場合は、
送金側負担の場合 3.5%~4%
受取側負担の場合 2.5%
の手数料がかかります
例えば、送金側が手数料を負担する場合、
100万円の送金に、最大40499円の手数料がかかります
このように海外送金は手数料が高いため、おすすめはできません…
PayPalのおすすめの使い方
一番おすすめできるのが、
海外のチケット予約サイトで決済する場合です
海外予約サイトの場合PayPalに対応している場合が多いです
メリットは、海外予約サイトにクレジットカード情報が伝わることなく決済することができる点です
そして、外貨建て決済をすればお得なレートで決済することができ手数料を抑えることができます
外貨建て決済の方法は後ほどご説明します
※外貨建て決済は、PayPalにクレジットカードを紐づけている場合のみ(銀行口座は不可)
支払い時の注意点
支払い時の注意点は、日本円建てまたは外貨建てで支払うかの違いです
PayPalでは通常、日本人のアカウントの場合、通常の支払い方法が日本円建てでの支払いになっています
日本円建ての支払いとは、
日本円建ての支払いとは、
ヨーロッパで買い物をするとき、値札にはユーロなどヨーロッパの通貨でかかれています
日本円建ての支払いの場合、ユーロを日本円に自動的に換算して代金支払いを行います
一見すると親切なようにも見えますが、実は日本円建てにはPayPalの手数料が上乗せされています
日本円建て時の日本円への換算に使われるレートは、PayPalが独自に決めています
そのため、PayPalの手数料分の高いレートが使われているということです
1ユーロが120円の場合、大体126円くらいとレートが6円ほど高く設定されています
つまり、100ユーロの買い物をしたら約600円の手数料をPayPalに支払っていることになります
この600円の手数料は結構大きいです
ではどうすれば、この高い手数料支払いを避けることができるか
現地通貨(外貨建て)決済がおすすめ
現地通貨(外貨建て)で支払えば、PayPalに登録している自分のクレジットカードブランドの通貨換算レートが適用されます
カードブランドはVISA/MASTERCARD/JCBなどがありますが、カードブランドの通貨換算レートは上乗せされる手数料がPayPalに比べてかなり安いのが特徴です
1ユーロ120円の場合、VISA/MASTERCARDの通貨換算レートは1ユーロ121~122円ほどです
100ユーロの買い物をしたらクレジットカードの手数料は100~200円ほどで済みます
PayPalの日本建て通貨換算レート(1ユーロ126円)に比べて、とてもお得であることがわかります
※JCBのレートはあまりよくないので、PayPalに登録するカードブランドはVISA/MASTERCARDとすることをおすすめします
注:外貨建て決済ができるのはクレジットカード登録の場合のみ
但し、現地通貨(外貨建て)支払いができるのは、PayPalにクレジットカードを登録している場合に限られる点、注意が必要です
PayPalに銀行口座のみ登録している場合は、日本円建てしか決済できないため、PayPalの通貨換算レートが適用されることになります
とはいっても、クレジットカードを持っていない人でも銀行口座だけの登録でネット上で簡単に決済できるのはとてもメリットが大きいです
なぜなら、仮に銀行から直接海外送金をする場合、PayPalよりも高い手数料を支払う必要があるからです
PayPalができたことで、海外との送金がとても便利になったことは間違いありません
PayPal利用方法を解説
まずは新規登録
・新規登録はまず、PayPalホームページにアクセス ↓
https://www.paypal.com/jp/home
・「新規登録はこちら」を押します
・今回は個人用アカウントを作成するので、パーソナル(個人)アカウントの「新規登録に進む」を押します
・個人情報(居住国/姓/名/メールアドレス/パスワード)を入力して、「次へ」を押します
・続けて個人情報(国籍/郵便番号/住所/生年月日/電話番号)を入力して、下へ移動します
・ワンタッチを設定にはチェックを入れず、プライバシーポリシーにチェックして、「同意してアカウントを解説」を押します
※ワンタッチ設定を有効にすると手数料が高くなる場合があるので、チェックはしません
・登録E-mailアドレスに届いたメールの「メールアドレスを確認する」を押すと、アカウント作成完了です
・アカウント作成が完了すると、下のようなメールが届きます
海外予約サイト決済方法
今回はヨーロッパ・アメリカで格安高速バスを運行している「FLiXBUS」の予約でPayPalを使ってみました
今回はこの事例をもとに海外予約サイト決済方法をご紹介します
・海外予約サイトでPayPal支払いを選択します
・決済画面では、PayPalに登録したMASTERCARDの支払いが2,953円と表示されています
この日本円の金額は、”PayPalの定めた通貨換算レート(日本円建て)”です
このままだと手数料の高い(レートの悪い)買い物をすることになるので注意が必要です
手数料の安い”クレジットカードの通貨換算レート(外貨建て)”で決済した方がお得なので、
「通貨換算オプションを表示する」を押します
・この画面では、買い物の通貨を外貨建てに変更できます。外貨”EUR(ユーロ)”にチェックし「EUR(ユーロ)で支払う」を押します
・決済画面に戻ると、MASTERCARDで外貨(ユーロ)建て支払いに変更されたことを確認し、「同意して支払う」を押します
これで、お得なクレジットカードの手数料で買い物ができます
おわりに
PayPalの決済では、既定の支払い設定が日本人なら日本円となっています
そしてこの規定の設定は、変更することができません
ここがPayPalの少し厄介なところ!
ですので毎回の決済で、外貨建て決済への変更をする必要があるので、設定変更だけし忘れないようにしましょう!