皆さん、こんにちは
ミラノ中心部にある、ドゥオモ広場の中心にそびえる細かな装飾が優美な白い聖堂”ドゥオモ”
ミラノ・ドゥオモの正式名称は、”サンタ・マリア・ナシェンテ教会(Santa Maria Nascente)と言います
”サンタ・マリア・ナシェンテ”は、「生まれつつある聖母の教会」という意味で聖母マリアのために建てられた大聖堂です
ドゥオモ尖塔の一番高いところには黄金に輝く”マドンニーナ”と呼ばれる聖母マリアが佇み、ミラノの街を見守っているようにも感じられます
今回は、ミラノ・ドゥオモの行き方・見どころ・歴史といった観光情報を徹底的にご紹介します!
なお、ミラノ・ドゥオモのお得なチケット購入方法は下のページでご紹介しています ↓
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すぐできる!ミラノ”ドゥオモ”Webチケット購入・入場方法を徹底解説!
本記事では、ミラノ・ドゥオモのチケット購入・入場予約方法を丁寧にご紹介!ミラノ・ドゥオモでは、毎日長い行列ができています。でもWeb上で予約をしておけば、行列待ちを回避できます。いつも混雑しているドゥオモは予約のために手数料を払う価値は十分にあります
世界最大のゴシック建築
ミラノ・ドゥオモは、世界最大のゴシック建築
聖堂の大きさは、ローマ・サンピエトロ大聖堂に次ぐ広さを誇っています
52本もの石柱が立ち並ぶ聖堂内は、森の神殿とも言える神聖で荘厳な空気に包まれます
ドゥオモ 歴史
ドゥオモが建設されるはるか以前、ドゥオモの建っている場所には”サンタ・マリア・マッジョーレ”という聖堂がありました
ドゥオモの地下には、当時の聖堂に付属する礼拝堂を見学することができます
ドゥオモの建設が着工されたのは1386年
当時のミラノ公国の領主”ジャン・ガレアッツォ・ヴィスコンティ”の「サン・ピエトロ大聖堂に匹敵する大聖堂を建てたい」という夢をかなえるため、ドゥオモの建設が始まります
当時ヨーロッパの最先端建築技術を積極的に取り入れようと考えたヴィスコンティは、フランスから建築技術者を多く呼び寄せ、典型的なイタリア様式ではなくフランスのゴシック建築を採用しました
幾たびも繰り返された建設中断
その後18世紀までの長きにわたって、建設工事は中断を繰り返します
建て増しや装飾の追加といった度重なる設計変更による工期の延長に加え、宗教改革の勃発による中断、さらに度重なる戦争のために建設の中断は幾度も繰り返されました
1813年、イタリアを征服したナポレオンの命によって、400年の時を経てようやく聖堂本体は完成
その後、1887年になってようやく尖塔が完成し、ステンドグラスの新調や青銅の大扉といった細部まで完成したのは1965年とつい最近となりました
完成したドゥオモは、全長158m、幅93m、高さ108mの大きさを誇り、145本の尖塔と3000体もの彫刻が佇んでいます
排気ガスによる汚れ
20世紀後半には、ドゥオモの周りに車やバスが多く通り、排気ガスの影響でファサードなどの外壁が黒ずみ汚れてしまいます
近年は一般車両の通行が規制され、清掃と修復を経て純白のドゥオモを見ることができます
アクセス
1. ミラノ中央駅からは、地下鉄「Centrale FS駅」からM3線に乗車し、4駅目「Duomo駅」で下車します
<Centrale FS駅~Duomo駅> Googleマップで見る
2. 地下鉄M1/M3「Duomo駅」から地上に出てすぐ白い大きな建物”ドゥオモ”が見られます
<Duomo駅~ドゥオモ> Googleマップで見る
ドゥオモ 外観
ドゥオモでまずお目にかかれるのは、正面の大扉と純白のファサード
青銅の大扉
正面にある5枚の大扉は、ゴシック様式のレリーフが美しい青銅の扉
右の扉には、聖母マリアの受胎から幼子イエスの生誕の場面が彫られています
ガブリエルが手にしていた百合の花やマリアの左胸には、戦争の傷跡が残ってしまっています
左の扉には、イエス・キリストが聖母マリアや祖母アンナに別れを告げ、磔刑にされるまでの場面が描かれています
純白のファサード
ファサードは、現在は修復が進み白く輝く美しい姿を見ることができます
デザイン変更や戦争による工事の中断を経て長期間にわたって制作されたファサードは、さまざまな時代の彫刻デザイン・彫刻技術が表れています
入場 セキュリティチェック
ドゥオモの入り口では、セキュリティチェックが行われています
大きな荷物は持って入れないので、滞在先ホテルや中央駅の預り所などに預けておきましょう
ドゥオモは宗教施設であり神聖な場所なので、ノースリーブや短い短パンといった肌の露出の多い服装では入場できないため、一枚羽織るものを持っていきましょう
見学可能時間
月~金 9:00~17:15
土曜日 9:00~15:15
日曜日 13:00~15:00
聖書の物語を描く55枚のステンドグラス
1400年代に作られたドゥオモのステンドグラスには、一つひとつに聖書のストーリーが描かれています
ステンドグラスを下から上へ読み進めると一つの聖書の物語になります
建設当時の中世、市民の多くは文字を読むことができませんでした
そのため、聖書の物語を絵を通して伝えることが最も効率的な教えの方法で、それに大きく貢献することになったのがステンドグラスでした
地下礼拝堂
ドゥオモの中央祭壇からは、地下に降りる階段がありその先の地下礼拝堂へ進むことができます
うっかり階段入口を見逃さないよう注意しましょう
ドゥオモの地下礼拝堂には、宝物庫があり教会の最も貴重な調度品が納められています
そしてミラノの歴史上もっとも偉大な聖人、ミラノ大司教”カルロ・ボッロメーオ(Carlo Borrome)”の遺骨が安置されています
ボッロメーオは、16世紀にミラノを襲ったペストの大流行の際、危険を顧みず患者の治療や感染防止のための埋葬、またミラノ近郊の全ての街に必要物資の配給を率先して実行した人物として、後にミラノの偉大な聖人として崇められることになります
屋上展望エリア
ドゥオモに来たのならば、ドゥオモの屋上へ上がってみましょう
ドゥオモの屋上からはミラノ市内が一望でき、天気のいい日には雪化粧したアルプスが顔をのぞかせます
ドゥオモの尖塔の一番高い所には、マドンニーナ(聖母マリア)の黄金像を間近で見ることができます
チケットは事前購入がおすすめ
ドゥオモはミラノで一番の観光スポットのため、毎日のようにチケット購入と入場の行列ができています
特にバカンス時期(6月~8月)と土日祝日が重なると、入場待ちに2~3時間を要し観光の時間が削られるだけでなく、炎天下の行列待ちで熱中症の危険も付きまといます
そのためドゥオモの見学をする場合は、オンラインでチケットを事前に購入しておくことをおすすめします
ファストパスと呼ばれる優先入場チケットを購入すれば、入場待ちの行列もスキップできるため、待ち時間を大幅に節約できます
オンラインチケット購入方法はこちら ↓
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すぐできる!ミラノ”ドゥオモ”Webチケット購入・入場方法を徹底解説!
本記事では、ミラノ・ドゥオモのチケット購入・入場予約方法を丁寧にご紹介!ミラノ・ドゥオモでは、毎日長い行列ができています。でもWeb上で予約をしておけば、行列待ちを回避できます。いつも混雑しているドゥオモは予約のために手数料を払う価値は十分にあります
情報 ミラノ・ドゥオモ
住所
Piazza Della Duomo, Milan
TEL
(02)72023375
駐車場
なし
営業時間
8~19時(屋上は9~19時)
チケット購入は閉館の60分前まで、入場は閉館の50分前まで
定休日
なし
休業日
屋上は5/1、12/25
公式サイト
http://www.duomomilano.it/
観光情報
所要時間目安 1時間程度
入場料
聖堂:3.00ユーロ(地下聖堂、博物館 共通券)
屋上:9.00ユーロ(エレベーター利用13.00ユーロ)
事前予約
個人:不要
団体:要