行く前に要チェック！”アカデミア美術館”の見どころを紹介！～フィレンツェ～

皆さん、こんにちは

フィレンツェでウフィツィ美術館の次に有名な美術館、”アカデミア美術館”

ミケランジェロのダヴィデ像が展示されていることで、たくさんの観光客が訪れています

アカデミア美術館にはたくさんの芸術作品が展示されており、1日ですべてを見て回ることはできません

本記事では美術館でスムーズに見学するために、フィレンツェ”アカデミア美術館”の入場から見学ルート・見どころ作品をご紹介します！

美術学校附属の美術館が起源

アカデミア美術館は、もともとは美術学校に付属するマエストロの作品を展示する美術館でした

フィレンツェの芸術家を目指す学生たちの学びのために、当時の有名作品をじかに見てもらうよう作られました

アカデミア美術館の周りには、現在も国立の美術学校・音楽学校があります

昔も今も文芸が花開く場所が、アカデミア美術館なんですね

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アカデミア美術館の鑑賞

チケット購入

チケットオフィスは美術館建物の向かい側にあります

チケットはここで購入できます

またオンラインで予約した場合もここでチケットを引き替えてもらいます

すぐできるオンライン予約方法はこちら　↓

入場

入場レーンは二つあります

一つは通常購入チケットのレーン、こちらはいつも長い行列ができています

もう一つは予約チケットのレーン、オンラインで時間予約した人の優先レーンです

もしレーンが一つしか見当たらなければ、予約チケットレーンに並んでいる人がいないということなので、予約している人は係の人に聞いて中に入りましょう

見どころ作品

アカデミア美術館の展示室は1階と2階に分かれており、1階には彫刻作品、2階には絵画・楽器などが展示されています

ダヴィデ像　ミケランジェロ

ミケランジェロが若い時に制作したダヴィデ像

当時から高く評価されていたダヴィデ像は、もともとはヴェッキオ宮殿前に置かれていました

※現在ヴェッキオ宮殿前に置かれているダヴィデ像はレプリカです

風雨による作品の劣化が心配され、制作から350年近く経ちようやくアカデミア美術館屋内に展示されることになりました

ダヴィデ像は美術館T字廊下の中央に置かれており、いろいろな角度・距離から眺めることができるよう工夫されています

ミケランジェロ自身は、ダヴィデ像の大きさから正面から見上げた時に一番美しく見えるよう設計したといわれています

とても力強い印象です

パレストリーナのピエタ　ミケランジェロ

ピエタとは、殉教したキリストとそれを抱く聖母マリアのシーンを題材としたものです

ミケランジェロは4つのピエタ像を手掛けており、そのうちの一つです

パレストリーナのピエタを含めて3つのピエタ像は未完のままミケランジェロは生涯を終えています

未完のピエタといえども、聖母マリアの悲しい表情がよく読み取れる作品です

4人の囚人像　ミケランジェロ

こちらの作品も未完のままですが、表情がよく読み取れます

当時のローマ教皇の依頼の変更などもあり、数多くの彫刻が未完成のまま残されています

ルネサンス期の絵画

アカデミア美術館2階には、ルネサンス期の絵画が展示されています

ボッティチェリ・フィリッポリッピのキリストにまつわる絵画が展示されています

ピアノ～フィレンツェが発祥～

アカデミア美術館2階には、メディチ家が所有していた数々の楽器が展示されています

その中でもピアノは、実はフィレンツェが発祥なんです

ピアノ発明以前は、弦を”弾いて”鳴らす鍵盤楽器「チェンバロ」が主流でした

しかしチェンバロは音の強弱をつけることが得意ではなく、表現力に欠ける面がありました

メディチ家に仕えていた弦楽器職人が弦を”叩いて”鳴らす「ピアノ」を発明し、鍵盤楽器にダイナミックな演奏を取り入れることに成功しました

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